院長ご挨拶

私は作業療法士として地域で生活している方々に対して、リハビリの専門職としてどのように関わることが出来るのかを常に考えながら仕事を行ってきました。施設内でのリハビリや実際に生活している自宅でのリハビリ、地域で生活されている方の健康増進のためのトレーニングスタジオなど、色々な分野でこれまで経験してきました。医療保険や介護保険を利用したリハビリは制度上確立されているので、病気を発症したり骨折などの怪我をするとリハビリを利用することが出来ます。しかし、健康増進のために運動を行っていきたいが身体の痛みがあって思うように体を動かすことが出来なかったり、身体を動かすことに不安があったりする方に対しては、リハビリの専門職によるリハビリテーションを受けることが出来ない現状があります。

「まちのリハビリ屋さん」では地域で生活している皆様に、身体の痛みや不安がある際にいつでもリハビリを受けることが出来る場所を作りたい思いで創業しました。病院で痛み止めや湿布を処方されても中々痛みが落ち着かない場合があります。そのような痛みに対してリハビリを適切に行っていくことで、痛みの症状が楽になり歩きやすくなったり動きやすくなったりする場面を数多く見てきました。生まれ育った地域にリハビリの専門家として貢献出来るように、これからも精進して参りますので、どうぞよろしくお願いします。