
リハビリテーションの専門家には【作業療法士:OT】【理学療法士:PT】【言語聴覚士:ST】がいます。各々専門性がありますが、特に作業療法士と理学療法士の資格の違いについて質問されることがよくあります。どのような違いがあるのかをまとめてみました。
作業療法士 | 理学療法士 | |
仕事内容 | 日常生活場面で必要になってくる応用動作の獲得(食事をする、顔を洗う、入浴をするなど) | 立つ、座る、起き上がる、歩くなどの基本的な動作の獲得 |
働く場所 | 一般病院・総合病院、リハビリテーション病院、精神科病院、老人保健施設、障碍者福祉施設、児童養護施設 | 一般病院・総合病院、リハビリテーション病院、老人保健施設、スポーツ関連施設など |
有資格者数(2024年3月末) | 113,649人 | 213,735人 |
作業療法士が応用動作で理学療法士が基本動作の分野になってくることがわかります。ですが、このように仕事内容がくっきりと分かれているのは一般病院や総合病院、リハビリテーション病院の分野となります。老人保健施設や在宅分野となってくると、利用者をOTかPTのどちらかしか担当できないことがほとんどです。そのため、資格取得後には色々な分野で経験を積んで、OTでも基本動作の指導を行ったり、PTでも応用動作の指導をおこなったりしていきます。
私自身も最初は介護老人保健施設で約8年、在宅での訪問リハビリを6年半、シニア向けフィットネスやデイサービス、通所C型サービスなどを3年半経験しました。どの分野でも作業療法士としての新しい視点や、今後必要になってくる知識や経験を知ることができました。そして2025年1月14日よりまちのリハビリ屋さん リハビリ整体院を開院することができました。リハビリの専門職もこれからは保険サービスだけでなく、創意工夫しながらの開業という分野もどんどん拡がっています。大変なことは間違いなく山のように迫ってきますが、たった一度の人生、後悔せずに突き進んでいきたいと思います。
まちのリハビリ屋さん リハビリ整体院は【体のケアと運動療法】が行えるお店です。リハビリテーションの専門家である作業療法士が、体の評価をもとに根本的に施術していきます。
料金に関しては初回は評価・施術でトータル60分7,000円(税込)です。2回目以降は30分5,000円、45分7,000円、60分9,000円です。基本的に時間に対しての料金形態となっており、回数券の販売などは行っていません。ご自身の体の状態に合わせながら施術を行っていきます。
詳細はホームページをご覧ください。
Comentarios